「ルワンダでタイ料理屋をひらく」を読了しました。
「ルワンダでタイ料理屋をひらく」を読了しました。
あまり肩ひじ張らずに読むことのできるノンフィクションでした。自分が知らない世界に沢山触れることができて、楽しい読書体験ができました。
ルワンダといえば過去にジェノサイドがあった国だなと思いながら読んだのですが、やはり本書でも触れられていました。その影響によって現在も以下の状況になっているそうです。
・男性が沢山殺されたため、国民全員で見ると女性の方が多い。
・国会議員に占める女性の割合は6割を超える。
・0-24歳が人口の過半数を占める。
・4月7日から1週間は「メモリアル・ウィーク」として、国全体で喪に服す。
こうしたリアルな日常はなかなか見る機会がなく、大変興味深かったです。
また、筆者の方も個性的で、その点も面白かったです。筆者の方、僕よりも圧倒的にバイタリティがあるなあと感じました。初めてばかりの仕事、そしてシングルマザーとしての育児に奮闘する様子が、ユーモアたっぷりな語り口で描かれていました。なお、読んでいるだけの身としては、「文化の違いがあるのは当然なんだし、目くじら立てて感情的になりすぎでは……」と感じた箇所もちらほらありました。ただ、ビジネスとして成立するか不安も強かったからこそ、ルワンダの方々の価値観にイライラすることも多かったのかもしれないなとも思いました。
あまり肩ひじ張らずに読むことのできるノンフィクションでした。自分が知らない世界に沢山触れることができて、楽しい読書体験ができました。
ルワンダといえば過去にジェノサイドがあった国だなと思いながら読んだのですが、やはり本書でも触れられていました。その影響によって現在も以下の状況になっているそうです。
・男性が沢山殺されたため、国民全員で見ると女性の方が多い。
・国会議員に占める女性の割合は6割を超える。
・0-24歳が人口の過半数を占める。
・4月7日から1週間は「メモリアル・ウィーク」として、国全体で喪に服す。
こうしたリアルな日常はなかなか見る機会がなく、大変興味深かったです。
また、筆者の方も個性的で、その点も面白かったです。筆者の方、僕よりも圧倒的にバイタリティがあるなあと感じました。初めてばかりの仕事、そしてシングルマザーとしての育児に奮闘する様子が、ユーモアたっぷりな語り口で描かれていました。なお、読んでいるだけの身としては、「文化の違いがあるのは当然なんだし、目くじら立てて感情的になりすぎでは……」と感じた箇所もちらほらありました。ただ、ビジネスとして成立するか不安も強かったからこそ、ルワンダの方々の価値観にイライラすることも多かったのかもしれないなとも思いました。
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