2020年を振り返って
あと1週間ほどで2020年も終わりですね。少し早いですが、今回は1年間の振り返りをしてみたいと思います。
まずは、今年1月にたてた目標を達成できたかを見てみます。
あげていたのは、
①「僕らのノベルゲーム」を2020年3月末までに完成させる。
②合作「ショート100」の完成のために、できることをする。
③新作の企画を練っていく。
の3つでした。
まず①について。結局、3月までに完成させるのは無理でしたね……。が、8月の流星群が極大となる直前に完成させられたので、良しとしたいと思います(笑)
②については、3月に無事「ショート・ショート・ショート100」を完成させることが出来ました。
2つとも年単位で取り組んでいたものでしたので、世に送り出すことが出来て本当に嬉しいです。同時並行で動いていたこともあって、一時は忙しさを感じることもありました。いざ完成してみると、あの慌ただしさが少し懐かしいです(笑)
③については、現在も継続して取り組んでいるところです。
総じて、やりたいことはだいたいできたと言えそうです。
せっかくの機会ですので、「僕らのノベルゲーム」と「ショート100」について、また少し述べてみたいと思います。
「僕らのノベルゲーム」
結局、完成までに3年ほどかかりました。が、これでも僕としては早い方だと思います。何しろ、その前の作品「眠れない夜に」は、プレイ時間1時間半なのに制作に5年かかりましたので(笑)
創作をテーマとした作品を書くのは、僕にとって原点回帰でした。処女作「僕の愛する三匹」や第2作目「吟遊詩人」よりも満足できるものを作りたいという思いはずっとありましたね。
また、ここまで真っすぐな「学園青春もの」を作るのは自分の人生において最後かもしれないと思っていたので、「後悔しないものを作りたい」と考えていました。そういう背景もあって、今回初めて絵師さんにイラストを描いて頂きましたし、自分の「好き」をこれでもかというくらいに詰め込みました。内容的にけっこう人を選ぶ作品だと思いますが、自分としてはかなり気に入っています。また、大変ありがたいことに、想像していたよりもずっと多くの方にプレイして頂けているようです。本当にもう、感謝しかないです。
「ショート100」
義弓くーさんに企画に誘って頂いたのは2017年11月26日。もう3年以上も前なんですね……。なんだかつい最近のことのように思えるのは、「おっさん化」が進んだからだと思います(笑)
僕は副リーダーという立場で参加させて頂きました。自分にとっては初めて参加する合作企画であり、大変良い経験をさせて頂きました。メンバーがどんどん増えていくのが本企画のユニークなところだったと認識しています。大変な部分もありましたが、楽しくもありました。
僕は7つの短編作品とおまけシナリオを書きました。特に気に入っているものを1つあげるならば、「アールグレイ」になると思います。あの作品は、他のものと比べてすごく自然に書けた感じがしました。市民センターが持つあのひっそりとした温かい雰囲気が、僕は好きなんですよね……。
おまけシナリオについては、作中の「あとがき」にも書いた通り、けっこう難産でした。役割をきちんと果たせたのかは疑問で、「他の人ならもっと上手に作ったんだろうな」という思いは今も消えませんが……。とりあえず、当時の自分なりに精一杯やったので後悔はあまりないですね。
さて、少し気は早いですが、来年の活動のことも少し述べておきます。
2021年は色々とじっくり蓄える1年にしたいなと思います。具体的にやりたいことは、以下の通りです。
<次回作の制作をぼちぼち進める>
上述した通り、長編ゲームの制作を今も進めています。来年完成させるのは無理でしょうが、少しずつでも形にしていきたいと思います。
作品の概要については、もう少し経ってからお話させて頂きたいと思います。……すみません。僕なんかがもったいぶるような真似をするのは、おこがましいにもほどがあるんですが……。自分の場合、早い段階でアイデアを話してしまうと、そこに縛られるのか、自由な発想がしにくくなるんですよね。「間違いなくこの路線でいく!」と決まったら、またTwitterかこのブログでご報告させて頂きます。
<沢山の物語に触れる>
2021年は、特にここを頑張りたいです。
良いアウトプットのためにはインプットも欠かせないと思うので、ノベルゲームに限らず色々な媒体の作品に触れた方がいいだろうと思っています。しかし困ったことに、僕は自作品の制作が盛り上がってきちゃうと、他者の制作物を読むモチベーションがガクンと下がっちゃうんですよね。だからこそ、まだ次回作のアイデアが固まっていない今のうちに沢山インプットしておきたいと思います。
なお、来年2月中旬まではティラノフェス2020参加作品を積極的にプレイしたいと思います。自分はティラノフェス2020のスポンサーになっていて、2月頃に「スポンサー賞」を決めることになりそうなんですよね。全部の参加作品をプレイするのは無理ですが、できる限り沢山プレイした上で選びたいなと思っています。ティラノで作ったゲームは勉強になる点も多いので、フェス終了まではここに集中しようと思います。
<最後に。来年の仕事のことを少し>
Twitterにも少し書きましたが、来年は職場が変わり、心理的負荷がかなり増えそうです。業務内容が大きく変わり、「嫌がられるだろうな」と思いつつ誰かに仕事を回す、なんてことが多くなりそうです。僕のことをある程度ご存知の方ならお分かりだと思うのですが、自分はこういう仕事がとても苦手なんですよね……。「人に嫌われたくない」という思いが強すぎるし。頭の中がお花畑ハッピーセットのために、交渉事がものすごく下手なので(笑) 来年の仕事に対してはかなり気が重いです。本来自分は、それこそ市民センターの片隅のような狭い場所で細々生きるのが性に合っていると思うんですけどねぇ……。
しかし、人材不足でどうしようもないとのことなので、とりあえず自分にできる範囲で役割を果たそうと思います。嫌なことは今よりも増えるでしょうが、それもまた創作のエネルギーになるという気がしますので(笑) 体調を崩さない程度に頑張ってみます。
だいたいこんなところでしょうかね。
では、大分早い気もしますが(笑) ご挨拶をさせて頂きます。
皆様、2020年も大変お世話になりました。来年も九州壇氏は「細く長く」をモットーに活動していこうと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
どうぞ良いお年を。
まずは、今年1月にたてた目標を達成できたかを見てみます。
あげていたのは、
①「僕らのノベルゲーム」を2020年3月末までに完成させる。
②合作「ショート100」の完成のために、できることをする。
③新作の企画を練っていく。
の3つでした。
まず①について。結局、3月までに完成させるのは無理でしたね……。が、8月の流星群が極大となる直前に完成させられたので、良しとしたいと思います(笑)
②については、3月に無事「ショート・ショート・ショート100」を完成させることが出来ました。
2つとも年単位で取り組んでいたものでしたので、世に送り出すことが出来て本当に嬉しいです。同時並行で動いていたこともあって、一時は忙しさを感じることもありました。いざ完成してみると、あの慌ただしさが少し懐かしいです(笑)
③については、現在も継続して取り組んでいるところです。
総じて、やりたいことはだいたいできたと言えそうです。
せっかくの機会ですので、「僕らのノベルゲーム」と「ショート100」について、また少し述べてみたいと思います。
「僕らのノベルゲーム」
結局、完成までに3年ほどかかりました。が、これでも僕としては早い方だと思います。何しろ、その前の作品「眠れない夜に」は、プレイ時間1時間半なのに制作に5年かかりましたので(笑)
創作をテーマとした作品を書くのは、僕にとって原点回帰でした。処女作「僕の愛する三匹」や第2作目「吟遊詩人」よりも満足できるものを作りたいという思いはずっとありましたね。
また、ここまで真っすぐな「学園青春もの」を作るのは自分の人生において最後かもしれないと思っていたので、「後悔しないものを作りたい」と考えていました。そういう背景もあって、今回初めて絵師さんにイラストを描いて頂きましたし、自分の「好き」をこれでもかというくらいに詰め込みました。内容的にけっこう人を選ぶ作品だと思いますが、自分としてはかなり気に入っています。また、大変ありがたいことに、想像していたよりもずっと多くの方にプレイして頂けているようです。本当にもう、感謝しかないです。
「ショート100」
義弓くーさんに企画に誘って頂いたのは2017年11月26日。もう3年以上も前なんですね……。なんだかつい最近のことのように思えるのは、「おっさん化」が進んだからだと思います(笑)
僕は副リーダーという立場で参加させて頂きました。自分にとっては初めて参加する合作企画であり、大変良い経験をさせて頂きました。メンバーがどんどん増えていくのが本企画のユニークなところだったと認識しています。大変な部分もありましたが、楽しくもありました。
僕は7つの短編作品とおまけシナリオを書きました。特に気に入っているものを1つあげるならば、「アールグレイ」になると思います。あの作品は、他のものと比べてすごく自然に書けた感じがしました。市民センターが持つあのひっそりとした温かい雰囲気が、僕は好きなんですよね……。
おまけシナリオについては、作中の「あとがき」にも書いた通り、けっこう難産でした。役割をきちんと果たせたのかは疑問で、「他の人ならもっと上手に作ったんだろうな」という思いは今も消えませんが……。とりあえず、当時の自分なりに精一杯やったので後悔はあまりないですね。
さて、少し気は早いですが、来年の活動のことも少し述べておきます。
2021年は色々とじっくり蓄える1年にしたいなと思います。具体的にやりたいことは、以下の通りです。
<次回作の制作をぼちぼち進める>
上述した通り、長編ゲームの制作を今も進めています。来年完成させるのは無理でしょうが、少しずつでも形にしていきたいと思います。
作品の概要については、もう少し経ってからお話させて頂きたいと思います。……すみません。僕なんかがもったいぶるような真似をするのは、おこがましいにもほどがあるんですが……。自分の場合、早い段階でアイデアを話してしまうと、そこに縛られるのか、自由な発想がしにくくなるんですよね。「間違いなくこの路線でいく!」と決まったら、またTwitterかこのブログでご報告させて頂きます。
<沢山の物語に触れる>
2021年は、特にここを頑張りたいです。
良いアウトプットのためにはインプットも欠かせないと思うので、ノベルゲームに限らず色々な媒体の作品に触れた方がいいだろうと思っています。しかし困ったことに、僕は自作品の制作が盛り上がってきちゃうと、他者の制作物を読むモチベーションがガクンと下がっちゃうんですよね。だからこそ、まだ次回作のアイデアが固まっていない今のうちに沢山インプットしておきたいと思います。
なお、来年2月中旬まではティラノフェス2020参加作品を積極的にプレイしたいと思います。自分はティラノフェス2020のスポンサーになっていて、2月頃に「スポンサー賞」を決めることになりそうなんですよね。全部の参加作品をプレイするのは無理ですが、できる限り沢山プレイした上で選びたいなと思っています。ティラノで作ったゲームは勉強になる点も多いので、フェス終了まではここに集中しようと思います。
<最後に。来年の仕事のことを少し>
Twitterにも少し書きましたが、来年は職場が変わり、心理的負荷がかなり増えそうです。業務内容が大きく変わり、「嫌がられるだろうな」と思いつつ誰かに仕事を回す、なんてことが多くなりそうです。僕のことをある程度ご存知の方ならお分かりだと思うのですが、自分はこういう仕事がとても苦手なんですよね……。「人に嫌われたくない」という思いが強すぎるし。頭の中がお花畑ハッピーセットのために、交渉事がものすごく下手なので(笑) 来年の仕事に対してはかなり気が重いです。本来自分は、それこそ市民センターの片隅のような狭い場所で細々生きるのが性に合っていると思うんですけどねぇ……。
しかし、人材不足でどうしようもないとのことなので、とりあえず自分にできる範囲で役割を果たそうと思います。嫌なことは今よりも増えるでしょうが、それもまた創作のエネルギーになるという気がしますので(笑) 体調を崩さない程度に頑張ってみます。
だいたいこんなところでしょうかね。
では、大分早い気もしますが(笑) ご挨拶をさせて頂きます。
皆様、2020年も大変お世話になりました。来年も九州壇氏は「細く長く」をモットーに活動していこうと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
どうぞ良いお年を。
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