(ネタバレ注意!)サウンドノベル「ユリカ」をプレイしました。
新作についてあれこれと思いをめぐらしながら生きている九州壇氏です。この時期をいかに過ごすか、が僕の課題だと思いますので、あせらず丁寧に、をモットーに妄想し続けようと思います。
さて、今日もサウンドノベルのご紹介です。「fragment」のずうさんによる「ユリカ」です。僕はあまりホラーを好まないのですが、これはわりと大丈夫でしたし面白いと感じました。多分、ホラーが苦手な方もプレイできると思います。以下、ネタバレ注意です。
主人公の隣の家に母子2人が引っ越してきて、それ以降主人公は不思議な出来事に襲われていく、というお話です。まず一番に目を惹くのは、やはり絵ですね。いい味を出しています。特に、百合香は西洋の人形のような雰囲気が出ていて、すごくイメージにあっていると思いました。この立ち絵も制作者の方が書かれたということですが、その多彩さが羨ましいです……。ちなみに僕は、「ホネホネ人間」もしくは「へのへのもへじ」しか書けませんw
さて、物語の方についても少し。不気味な影が徐々に主人公に近づいていくのですが、ここらへんの描写、展開は上手いと思います。主人公のなにげない日常に少しずつ陰りが見えていく様子がすごく伝わってきますし、そのイベントの流れもスムーズです。描写の上手さから見ても、この制作者さんは物語を書きなれているなと感じます。それだけに、やっぱり終わり方は少しだけびっくりしました。いや、あそこで終わりにするのは良いと思うんです。ただ、僕個人としては、ラスト付近の文章に「そろそろ終わりますよ」っていう含みを持たせてくれると嬉しいかな、なんて思うもので……。ここらへんは、単なる好みの問題かもしれません。
しかしながら、最後まで全然退屈せずに読むことの出来る作品でした。絵や効果音ではなく、描写と構成でぞくりとさせてくれる作品です。僕も、こういうタイプのホラーものならプレイできそうかな? 似たような雰囲気のものを捜してみようと思いますw
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さて、今日もサウンドノベルのご紹介です。「fragment」のずうさんによる「ユリカ」です。僕はあまりホラーを好まないのですが、これはわりと大丈夫でしたし面白いと感じました。多分、ホラーが苦手な方もプレイできると思います。以下、ネタバレ注意です。
主人公の隣の家に母子2人が引っ越してきて、それ以降主人公は不思議な出来事に襲われていく、というお話です。まず一番に目を惹くのは、やはり絵ですね。いい味を出しています。特に、百合香は西洋の人形のような雰囲気が出ていて、すごくイメージにあっていると思いました。この立ち絵も制作者の方が書かれたということですが、その多彩さが羨ましいです……。ちなみに僕は、「ホネホネ人間」もしくは「へのへのもへじ」しか書けませんw
さて、物語の方についても少し。不気味な影が徐々に主人公に近づいていくのですが、ここらへんの描写、展開は上手いと思います。主人公のなにげない日常に少しずつ陰りが見えていく様子がすごく伝わってきますし、そのイベントの流れもスムーズです。描写の上手さから見ても、この制作者さんは物語を書きなれているなと感じます。それだけに、やっぱり終わり方は少しだけびっくりしました。いや、あそこで終わりにするのは良いと思うんです。ただ、僕個人としては、ラスト付近の文章に「そろそろ終わりますよ」っていう含みを持たせてくれると嬉しいかな、なんて思うもので……。ここらへんは、単なる好みの問題かもしれません。
しかしながら、最後まで全然退屈せずに読むことの出来る作品でした。絵や効果音ではなく、描写と構成でぞくりとさせてくれる作品です。僕も、こういうタイプのホラーものならプレイできそうかな? 似たような雰囲気のものを捜してみようと思いますw
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この記事へのコメント
した。
結末のあたりは、自分もうーんこれでいいのか、と思
いつつ、えいやっと思い切って終了させてしましま
した。まあ、力量不足や大雑把な性格によるところが
多いのですが、これから精進していって、より面白い
ゲームを作れればなあとと思います。
同じゲーム制作仲間として、九州壇氏さんの活動を
陰ながら応援しています!
結末の印象につきましては、あくまで個人的な意見なんで少し恐縮です。ただ、それだけそこまでの流れがすごくスムーズだったということだと思います。ずうさんは物語の作り方だけでなく絵もお上手で、非常に羨ましく思います。
ずうさんはお仕事の方も大変だということですが、そんな中でゲームを作ってらっしゃる姿にはすごく励まされます。今後も、どうか御自分のペースで制作をされてくださいませ。